柔道一直線とは、1969年からTBSで放送された人気ドラマです。このドラマの出演者や、人気はどこにあったのか見ていきましょう!
柔道一直線はどんなドラマ?出演者は誰?平均視聴率は?
当時、週刊少年キングに1967年~1971年まで連載された漫画をドラマ化したもので、気合の入ったスポーツ根性もので元祖的ドラマが、柔道一直線です。なんと、平均視聴率は23%を記録しています。
「柔道一直線」TBS放送・全92話
放送期間:1969年6月22日~1970年4月8日
原作:梶原一騎
作画:永島慎二・斎藤ゆずる
出演:桜木健一・近藤正臣・高松英郎・吉沢京子・佐々木剛・倉田保昭・千葉真一などが出演
放送期間:1969年6月22日~1970年4月8日
原作:梶原一騎
作画:永島慎二・斎藤ゆずる
出演:桜木健一・近藤正臣・高松英郎・吉沢京子・佐々木剛・倉田保昭・千葉真一などが出演
主人公である一条直也(桜木健一)さんは、1964年の東京オリンピックで、外国選手との試合で敗れ、死んでしまった父親の意志を継ぎます。柔道家としての道を究め、師匠・車周作(高松英郎)さんの元、様々な必殺技をあみだし外国人などとも戦い、一条直也の、柔道家としての成長を描いた作品です。
様々な試練が待ち受けていたり、宙を舞ったりする常識はずれな対戦相手を見たくて、全話見ていました。また、ヒロイン高原ミキ役の吉沢京子さんが、とても可愛かったのを覚えています。
次に近藤正臣さんが、足でピアノを弾くシーンが話題となっていますが、その事や必殺技についてご紹介していきます。
柔道一直線・近藤正臣 ピアノ 足 とは何?必殺技、地獄車・二段投げ・ライナー投げとは?
柔道一直線を検索すると「近藤正臣 ピアノ 足」「何話?」とか出てくるが、これは54話に出てくるシーンでライバルである結城慎吾(近藤正臣)が、ピアノの鍵盤の上に軽々と飛び乗り、立ったまま「ねこふんじゃった」を足で演奏してしまうシーンです。
この実際あり得ないであろうシーンがバラエティー番組で取り上げられ、現在でも語り継がれています。必殺技では特に「地獄車」が人気がありました。
「地獄車」とは、相手の両ひざの裏側に、自分の両足のかかとを押し当てるように組み付く技で、相手は外側の輪の状態となり、自分は内側の輪の状態となる。そのまま回転させる為、外側の相手は、何度も頭や体を地面に叩きつけられ致命傷を負う技です。
考えただけでも、とても危険な技ですね。この練習では、石段を布団にくるまり、でんぐり返しで転げ落ちる過酷な練習をしていました。
「二段投げ」とは、一条直也が最初に習得した技です。一旦相手を投げ飛ばすと、体が床と平行に飛んでいく技で、相手が床に落ちる前に、もう1度相手を掴み投げ飛ばすため受け身も取れないと言う技です。
「ライナー投げ」とは外国人選手のロバート・クルスが使っていた技で、低空をあり得ないスピードで、床と平行に投げる技です。一条直也はこの技に負けてしまいますが、高校の時の試合で破る事ができています。
他の技では、ハリケーン投げ・卍崩し・海老車・必殺空中二段投げ・などがある。また車周作(高松英郎)が、大根をそのままがりがり食べているシーンも強く記憶に残っています。
次に主役を務めた桜木健一さんについてご紹介していきます。
柔道一直線 桜木健一とは?
先にも書きましたが、柔道一直線で、主人公を演じたのが桜木健一さんです。柔道一直線をきっかけに、芸名も櫻木健一から桜木健一に変更しています。この番組をきっかけに人気俳優となり、当時流行っていたプロマイドも、売り上げ1位となっています。
桜木健一・プロフィール:
本名・宮土尚治
生年月日・1948年3月26日
出生地・大阪市
職業・俳優、歌手
本名・宮土尚治
生年月日・1948年3月26日
出生地・大阪市
職業・俳優、歌手
桜木健一さん出演の代表的なドラマでは、「刑事くん」TBS・1971年9月3日~1972年8月25日放送、「熱血・猿飛佐助」TBS・1972年10月9日~1973年4月9日放送などがあります。
又2008年には昼ドラで、13:30~14:00に放送された「パンダが町にやってくる」毎日放送制作では、この柔道一直線で、ヒロイン役の吉沢京子さんと夫婦役を演じていて話題になりました。
ここで上げた「柔道一直線」「刑事くん」「熱血・猿飛佐助」の主題歌も桜木健一さんが歌われていました。歌唱力もあり素敵な歌声を披露されています。
柔道一直線 桜木健一の現在は?結婚は?
人気俳優、歌手となった桜木さんですが、青春ドラマでの印象が強く、時が経つにつれテレビ出演が減ってしまいます。現在は、舞台での活動が多くなっていきました。桜木健一さんは現在も俳優として活動中です。
又そば好きだった事もあり、2009年には八景島シーパラダイスに「そば処 櫻木庵」を出店しますが、5年めに閉店してしまいます。
結婚では、1976年に一般女性と結婚され、2人の娘さんが誕生しましたが後に離婚しています。その後再婚され、もう1人娘さんが誕生していますが再度離婚されています。
次はヒロイン役の吉沢京子さんについてご紹介します。
柔道一直線 吉沢京子の現在は?結婚は?
柔道一直線でヒロイン高原ミキ(みきっぺ)役を演じた吉沢京子さんは、このドラマで人気を得て一躍有名女優になっています。桜木健一さんと同様に、プロマイドの売り上げ1位を獲得しています。
吉沢京子・プロフィール:
本名・吉沢京子
生年月日・1954年3月2日
出生地・東京都板橋区
職業・女優、歌手
本名・吉沢京子
生年月日・1954年3月2日
出生地・東京都板橋区
職業・女優、歌手
他の主な出演ドラマでは、週刊セブンティーンに連載されていた漫画で、雑誌の編集者を希望する17歳の女子高生とカメラマンとの恋を描いた「さぼてんとマシュマロ」日本テレビ1971年10月2日~1972年3月25日放送に出演。
少女たちが看護師を目指す青春ドラマで「レモンの天使」フジテレビ1971年10月4日~1972年3月27日放送にも出演しています。
他にも大江戸捜査網・大岡越前・水戸黄門・座頭市・必殺シリーズなど有名ドラマ、映画、舞台、CMでも多数出演しています。
受賞としては、文部大臣新人賞・エランドール賞新人賞に輝いています。結婚は、1983年に一般男性とされ1男をもうけられましたが、1989年に離婚されています。少し柔道一直線から話がずれてしまいました。
今思うと、ドラマに出てくる技は、とても柔道の決め技ではないと思いますが、奇想天外の技が凄く、子供の頃によく見たドラマです。柔道のオリンピック金メダリスト・斎藤仁さん、格闘家の角田信明さんもこのドラマの影響を受けた方ですね。
令和の時代にも通じるものがあって、今でも心に残るドラマでした。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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