山口百恵 引退コンサート、マイクをステージに置いた華麗なる引き際とは?

女性歌手

山口百恵さんは、1973年に「としごろ」でデビュー、10代の性典シリーズと言われた曲「青い果実」「禁じられた遊び」「春風のいたずら」「ひと夏の経験」などが大ヒット、そして「秋桜」「いい日旅立ち」などの名曲を歌い国民的スターに上り詰めた山口百恵さん。

その最後のステージを追ってみました、是非最後までお付き合いくださいね。




山口百恵 「百恵ファイナルコンサート」の会場は?

山口百恵さんは、人気絶頂期に惜しまれつつ歌謡界から去っていきました。
「百恵ファイナルコンサート」は、1980年9月30日の札幌真駒内アイスアリーナから始まり、福岡、大阪、名古屋と最後は10月5日、東京・日本武道館で行われ、
連日ファンが押し寄せ超満員状態。

又、最後の武道館コンサートは、当日にTBSでライブ中継され、その案内役は当時の音楽番組「ザ・ベストテン」の司会者・久米宏さんが担当しました。


山口百恵 「百恵ファイナルコンサート」のエピソードは?

武道館では、オープニング曲「This is my trial(私の試練)」を歌われ、短い時間ですが、思い切り悔いを残すことのないように、精一杯歌ってみたいと思います」と声をかけ、ヒット曲を歌い曲ごとには、あのクールで淡々としたメッセージを語りながらのステージでした。

「I CAME FROM 横須賀」の終わりでは「私の故郷は?と聞かれたら、横須賀と答えます。横須賀は、私の全ての出発点でした」と言い「プレイバックPart2」の前には、「この歌の中の女性は、私の分身」と語っていました。

また「スター誕生・agein」の前には、百恵さんが観客に「最近、青春てなんだと思いますか?と質問を受けます」と言うと客席から「友和さーん」と言う声も上がり、嬉しそうな笑顔を見せる、何とも微笑ましい場面もありましたね。

2度目の衣装替えをした百恵さんは、最後に純白のドレス姿で現れ、「本当に私のわがままを許してくれてありがとう。幸せになります」と言い残し涙をみせ、深く頭をさげていました。


山口百恵「百恵ファイナルコンサート」のラストは「さよならの向う側」

最後の曲は「さよならの向う側」涙をぬぐい切れないほどの絶唱でした。
涙声で詰まりながら歌う百恵さんを、助ける様に客席からも手拍子を送りました。

その後、白いマイクをそっとステージに置き、百恵さんは歌手生活にピリオドをうちました。この模様は、翌日の10月6日にもフジテレビの「夜のヒットスタジオ」で引退特集番組として放送されています。

2010年6月30日には「山口百恵 in 夜のヒットスタジオ」としてDVDで発売されています。この引退コンサートで、特に印象深く残ったのは、やはり百恵さんが、ステージ上にマイクをそっと置き、去っていった事ですね。

このシーンは今でも心に深く残っています。

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本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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