岡田有希子・スター誕生!(スタ誕)合格秘話は?松田聖子、竹内まりやとの関係は?「くちびるNetwork」大ブレイク!

女性歌手

1984年の昭和時代に、彗星のごとく現れたアイドル岡田有希子さん。

音楽賞では新人賞を総なめしましたが1986年(昭和61)年の4月8日に突然の逝去。

この事はマスコミで取り上げられ、多くの方がその死を悼みました。

短い活動期間ではありましたが、抜群のアイドル性と歌唱力を持ち、竹内まりやさん、尾崎亜美さん、松田聖子さん、坂本龍一さんなどから楽曲を提供されました。

現在でも多くのファンに見守られています。

今回は岡田有希子さんの小学校、中学・高校時代、「スター誕生!」でデビュー、同期や松田聖子さん(Seiko)が作詞「くちびるNetwork」などご紹介して行きます。

どうぞ最後までお付き合い下さいね。

岡田有希子・プロフィール、血液型は?小学校中学時代は?

それではプロフィールからご紹介して行きます。

プロフィール:
生年月日・1967年8月22日
本名・佐藤佳代(さとう かよ)
出生地・愛知県一宮市
出身地・愛知県名古屋市
1986年4月8日死去(享年18歳)
愛称は「ユッコ」身長155cm、血液型O型

小学生時代には表現をする職業に憧れを持ちはじめ、水彩画を習い始めます。

高学年になると、朝日新聞社主催の写生大会で入選されるなど絵心が開花。

中学時代(名古屋市立沢上中学校)では油絵、日本画などを学び始め、
夏休みの課題で、当時ファンであった河合奈保子さんの肖像画を描いた作品は、校内で高く評価されていました。

その傍らタレントにも憧れを持ち合唱部に入部、中学校に上がると様々なオーディションに応募しました。

「ニコン フレッシュギャルコンテスト」に中学2年生で応募し、準グランプリに選ばれ写真モデルなどしましたが、芸能界入りまでには繋がりませんでした。


岡田有希子・デビュー前、スター誕生!(スタ誕)出場、合格秘話は?高校は?名前(芸名)の由来は?キャッチフレーズは?同期は誰?

1982年6月には、応募していた人気オーディション番組

「スター誕生!」(スタ誕)の予選会通知が中京テレビから届く。

中学時代の担任からの反対を押し切り、学校を無断欠席して名古屋地区予選に出場し合格。

歌った曲は、北原佐和子「マイ・ボーイフレンド」で決戦大会への切符を掴んでいます。

しかしながら、家族からの反対もあり同年の決勝大会を断念。

後に母親から、芸能界入りの厳しい条件「学内テストで学年1位・模擬試験で学内5位以内・成績が優秀・第1志望の名古屋市立向陽高等学校に合格」などを猛勉強の末、全てクリアました。

また、スタ誕の番組プロデューサーが家族を説得したこともあり、1983年3月の決戦大会への出場を許可されました。

高校入学を前に、3月30日「スター誕生!」第46回決戦大会に出場。

歌った曲は中森明菜「スローモーション」で結果は後日発表となりました。

無事に名古屋市立向陽高等学校へ入学し、数か月後には、スタ誕決戦大会の合格の吉報が届き、8月25日上京しています。

9月1日には、堀越高等学校へ編入(1986年3月3日卒業)しています。

名前の由来は、希望を有するとし岡田有希子に決まりました。

1984年4月21日、シングル「ファースト・デイト」でメジャーデビュー。

キャッチフレーズは「いつまでも、一緒にいてね。ステキの国からやって来たリトル・プリンセス」です。

1984年の活動では、5月31日に音楽番組「ザ・ベストテン」のスポットライト・コーナーに同期の菊池桃子さんと出演、新聞社・雑誌の取材、ラジオ番組・音楽番組の出演、ファンクラブでのイベントなど多忙の年となっています。

ちなみに1984年の同期には、菊池桃子・荻野目洋子・工藤夕貴・渡辺典子・安田成美さん、一世風靡セピア・少女隊もデビューした年でした。


岡田有希子・竹内まりやの提供曲全曲・「ファースト・デイト」「-Dreaming Girl- 恋、はじめまして」は?CMは?新人賞は?

竹内まりやさんが岡田有希子さんに提供した曲は、作詞のみを含め11曲もあります。まとめると以下の通りです。

「竹内まりや提供曲」
・ファースト・デイト
・リトルプリンセス
・さよなら・夏休み
・憧れ
・-Dreaming Girl- 恋、はじめまして
・気まぐれ Teenage Love
・哀しい予感
・恋人たちのカレンダー
・ロンサム・シーズン
・ペナルティ(作詞のみ)
・二人のブルー・トレイン(作詞のみ)

「ファースト・デイト」「-Dreaming Girl- 恋、はじめまして」「憧れ」の3曲は、竹内まりやさんの2019年9月4日に発売された4枚目のベスト・アルバム、「Turntable」でセルフカバーされています。

「ファースト・デイト」は1984年4月21日に発売されたデビューシングルですね。

初デートに誘われて嬉しい気持ちと、私はそんなに目立たないのにな・・と不安な女の子の気持ちを歌った曲です。

竹内まりやさんもコーラスで参加していますね。

売上も10.5万枚以上を記録し、デビュー曲にしては凄い数ですね。
この曲は、「グリコ・カフェゼリー」のCMソングに使用されています。

「-Dreaming Girl- 恋、はじめまして」は「グリコ・セシルチョコレート」のCMソングにもなりました。

竹内まりやさんのアルバム「Turntable」では、-Dreaming Girl-が省かれ、「恋、はじめまして」でセルフカバー。

編曲も限りなくオリジナルに近いままカバーされています。

この曲で岡田有希子さんは、1984年に第15回日本歌謡大賞優秀放送音楽新人賞、第26回日本レコード大賞最優秀新人賞などを受賞しています。




岡田有希子・竹内まりやの提供曲「憧れ」「ロンサム・シーズン」は?

「憧れ」は、竹内まりやさんが最初に提供した曲。

岡田有希子さんのファーストアルバム「シンデレラ」に収録されています。収録スタジオの中では、ユッコとの笑いなどいつも楽しい空気が流れていたそうです。

「ロンサム・シーズン」は、岡田有希子さんの2015年9月16日発売のアルバム「十月の人魚」に収録されています。

竹内まりやさんの通算8枚目のオリジナルアルバム「Quiet Life」にてセルフカバーされています。

また歌詞カードの最後には、
【This song is dedicated to the memory of Yukiko Okada.】
この曲を岡田有希子さんの想い出に捧ぐ。と献辞が記されています。

そして2019年10月16日には、竹内まりやさんの提供曲を集めた、岡田有希子さんのアルバムCD「 Mariya’s Songbook」が発売されました。

アイドルとして一世を風靡した岡田有希子さん。次は最大のヒット曲をご紹介します。


岡田有希子・松田聖子作詞、坂本龍一作曲「くちびるNetwork」は?CMソング

1986年1月29日、シングル8作目「くちびるNetwork」が発売されました。

この曲は、当時妊娠のため活動を休止していた松田聖子さん(Seiko)が作詞、作曲は坂本龍一さんとの異色の組み合わせで出来た曲です。

岡田有希子さんは、当時の音楽番組で次の様に語っています。

「今までの曲より大人っぽい感じで、女の子の気持ちがストレートに出ていて大好きです。レコーディングでは、松田聖子さんが実際この歌を歌ってくれました」と話しています。

オリコンチャートでは、初登場1位となり 231,450枚を売り上げ、岡田有希子さん最大のヒットとなりました。

この曲は、沢口靖子さんが出演されたカネボウ化粧品「レディ80BIO カラーネットワーク」「86年春のバザール」のCMソングとして使用されています。

また、1986年2月11日~3月2日「くちびる・ときめきネットワーク」として握手会も行われ、東京後楽園ホールの会場では、4000人のファンが押し寄せました。

ここから新たな世界が開ける予感もしましたが、この曲が生前最後の曲となってしまいました。

後半の記事は、下記リンクからご覧くださいませ。

岡田有希子・死因は?その時中森明菜は?シングル売り上げ、最後のコンサートは?生田智子「禁じられたマリコ」で共演

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。



 

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