1972年、ヒットを連発した三人娘に続き、トップアイドルとなったのが麻丘めぐみさんです。老舗レーベルのビクターから、世に売り出した第1号のアイドルです。
今回は、70年代、お姫様カットでファンを魅了した、麻丘めぐみさんの若い頃~現在まで、結婚、ヒット曲など、詳しくご紹介していきますね。
是非最後まで、お付き合いくださいませ。
麻丘めぐみ若い頃:プロフィールは?幼少期は?セブンティーンのモデルにも?筒美京平との関係は?
プロフィール:
生年月日・1955年10月11日
本名・藤井佳代子(ふじいかよこ)
出生地・大分県
芸能活動としては、4歳離れた姉が劇団に入っていた影響で劇団に入り、2歳くらいからモデルとして活動し、ヨーグルトのCM、3歳の頃には子役でデビューしています。
5歳の頃までには、「ピンカラキリちゃん」「らーめん親子」と言うドラマにも出演していて芸歴の長い方だったのですね。
中学生の頃には本名で「週刊セブンティーン」にモデルとして活動、
田島佳代子と名前を変えて「女学生の友」と言う雑誌のモデルをしていました。
子役からモデルとして活動していた麻丘めぐみさんは、先に歌手デビューしていた姉(藤井明美)の雑用で現場に顔を出していた時に、ディレクターから声がかかりました。
そのディレクターは、以前から交流していた筒美京平さん(作曲家、編曲家)に作曲を依頼。
1971年にビクターに歌手として見いだされ、筒美京平さんの下でレッスンを積み重ねました。
そして1972年6月、ついに「芽ばえ」でデビューしました。
この曲は当時、テレビやラジオでよく聞いた名曲で、とてもさわやかで可愛かったなと思います。
では次に、麻丘めぐみさんのデビュー後の事についてご紹介していきます。
麻丘めぐみ若い頃:デビュー曲「芽ばえ」「わたしの彼は左きき」姉との関係は?
晴れてデビューした麻丘めぐみさんのデビュー曲「芽ばえ」の作詞は千家和也さん、作曲は筒美京平さんです。
その後も麻丘めぐみさんの曲を手掛けています。
千家・筒美コンビで、9枚目のシングルまで全てベスト10入りを果たしている剛腕コンビでした。
デビュー曲「芽ばえ」は、売上枚数40万枚を超える大ヒットとなりました。
ちなみにレコードジャケットは、井の頭公園で撮影され、この頃はまだ、姫カットではありませんでした。
「芽ばえ」は、1972年レコード大賞新人賞を見事に受賞。
その後も立て続けにヒットを出し、
1973年の5枚目のシングル「わたしの彼は左きき」では、オリコンチャート1位を獲得し、売上枚数も49.5万枚のヒットとなり、
麻丘めぐみさんの代表曲となりました。
日本歌謡大賞では、放送音楽賞を受賞。
また、日本レコード大賞で大衆賞を受賞しています。
NHK紅白歌合戦にも初出場を果たし、トップアイドルとなりました。
あの髪型、お姫様カットと手のひらを裏返す可愛い振り付けと共に、
空前のブームを巻き起こし一世を風靡しました。
また本人は右利きだが、曲の宣伝の際には、左手でサインをしたり、食事の時左手で箸を持つなど練習もしていたと言うエピソードもあります。
レコーディングでは、ギタリストの高中正義さんも参加していたところも驚きですね。
仕事もどんどん増え過密スケジュールでしたが、先にデビューしていた姉の藤井明美さんが、
このころには、付き人的な存在になっていたという。
麻丘めぐみさんは、モデル出身だけあって、超ミニスカのスタイル姿は抜群ですね!
メロディーもスっと頭に入って来るところなど、この時代の歌の良さだと思います。
次に麻丘めぐみさんの引退や結婚、その後の事などご紹介していきます。
麻丘めぐみ若い頃:ヒット曲は?同期は?
それでは、麻丘めぐみさんのヒット曲、トップ10を紹介したいと思います。
「売上トップ10」
第1位 わたしの彼は左きき 49.5万枚
第2位 芽ばえ 42万枚
第3位 悲しみよこんにちは 24.7万枚
第4位 アルプスの少女 22.2万枚
第5位 森を駈ける恋人たち 20.0万枚
第6位 ときめき 19.4万枚
第7位 悲しみのシーズン 18.9万枚
第8位 女の子なんだもん 17.7万枚
第9位 白い部屋 12.0万枚
第10位 雪の中の二人 11.1万枚
惜しくも2位の「芽ばえ」ですが、イントロのメロディーがとてもよく、今聞いても、とても新鮮に思える曲です。文句なしの最高なアイドルです。
また1972年デビューの同期は、誰でしょうね?
気になったので調べてみました。
女性では、アグネス・チャン・森昌子・小林麻美・研ナオコ・朱里エイコ・山口いづみさん。
男性では、郷ひろみ・西城秀樹・伊丹幸雄・あおい健・沖雅也・近藤正臣さんなどが同期の方達です。懐かしい顔が思い浮かびますね。
麻丘めぐみ若い頃:引退・結婚、娘は?離婚後は?
1975年以降も歌い続けるが、1977年に結婚のため引退してしまいます。
お相手は、フジテレビ社員のディレクター渡辺光男さんと結婚、長女を授かるが1983年に離婚となった。
娘のひとみさんは、水彩画家であり、夢を叶えパリの美術館で研究員をしている言う。ひとみさんは、母にこうエールを送った。
「母は、人に対しても、仕事に対しても、まさに武士のようなまじめな人。
そのひたむきさは、幼い頃から働いて、いろんな出会いから培われたものと思うので、
これからも誰かを笑顔にできる仕事を頑張って欲しいです」引用:女性自身
離婚後はすぐに芸能界へ復帰し、女優、バラエティー番組などで活躍しています。1983年以降の出演は以下の通りです。
テレビドラマでは、大江戸捜査網・テレビ東京、西部警察・テレビ朝日、必殺シリーズ・朝日放送、教師びんびん物語・フジテレビ、水戸黄門・TBSなど多数出演。
バラエティー・情報番組では、週刊お宝TV・NHK-BS、いい旅夢気分・テレビ東京などその他多数出演しています。
CMではライオン、サッポロビール、ローソンなどにも出演しています。
アルバムでは、ベストアルバムで1985年~2015年まで
19枚もリリース。
また2020年1月29日には、Premium BESTがCD-BOXで発売、「芽ばえ」「わたしの彼は左きき」他39曲、
新曲である「フォーエバー・スマイル」も収録されています。
2000年からは、「シアタードリームズ・カンパニー」を主宰
小劇場でのプロデュースなども手掛けています。
麻丘めぐみ若い頃:現在は?出演情報は?
数多くの番組出演や、アルバムを発売する中、
現在は講演なども行っていて、子育てや家庭生活などの経験を語っています。
2000年からは、「シアタードリームズ・カンパニー」を主宰
小劇場でのプロデュースなども手掛けています。
2022年5月21日18:30~21:00
「小倉智昭の懐かしヒット曲!!~あのアイドルに会いたい~」
に出演2022年5月21日18:30~21:00
昭和40年から50年にかけて一世を風靡したアイドル歌手の懐かしい映像を交えてお送りする番組です。
司会:小倉智昭・小島奈津子
出演:あいざき進也・麻丘めぐみ・伊丹幸雄・伊藤咲子・伊藤つかさ・大場久美子・桑江知子・城みちる・早見優
出典:BS松竹東急
現在もまだまだ活躍されている麻丘めぐみさん、ほんと素晴らしいです!これからも応援していきたいと思います。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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